4カイメ
バスツアー | 2011年06月20日
本日はタノンティアバスツアー4回目!快晴に近い暑さです。
ツアーの募集人数はデフォルトで15名でした。けれど申し込みが多いので補助席も使うことにして19名まで受け付けました。SMTスタッフ4名と僕を加えて合計24名の超満員。現地合流組4名と合わせて28名でタノンティア。
今日の現場は戸建ての庭掃除。前回側溝のヘドロかきで訪れた同じ大街道エリア。
泥やヘドロの上には「紙」の層ができています。紙が腐って小バエがたくさん。この辺りはヘドロの他に日本製紙の工場から流れてきた紙被害が多い地域です。
およそ30名の人間が作業するには狭すぎる。既に屋内撤去作業のためにJTBボランティアツアーの人たち20名ほどが入っている。あまり多すぎるとお互い作業がやりにくくなるのに、現地を総括している人たちのサバキが悪すぎてちょっとイラッとしてしまう。みんな言い訳ばかり。
本当はこんな積みかたダメ。出せばいいってものではない。震災当時は良かったけれど、今は住民たちが戻ってきている。畳など分別されてないし、余震で崩れるのも心配。
早く業者が撤去する(しやすい)ためにどうすべきか、たとえ悪臭があっても視覚的に美しくあれば近隣住民の感情や気分は違ってくるはず、と考えるのです。日帰りボランティアの人たちにはそれがわからないから、指示出すほうがそれを心がけないとならない。
炎天下の肉体労働は酷ですね。
タノミッドは離れた公園に建設。もちろんトラックが入るスペースも確保します。
ちょっと遠いけれど住宅地には人々が戻ってきているので悪臭対策。どこからも不満がこないようにしたい。
前回と同じ音響会社の駐車場をお借りしてランチタイム。ビールは夜まで我慢です。
タノンティア慣れした人たちも多く、指示を出さぬとも的確に作業します。素晴らしい。
初心者の人たちはそれを見よう見まねで作業します。
すっかり紙もヘドロもなくなりました。
腰痛と闘いながらの今日のタノミッド。今日はユミッペのサポートがあってこそ、でした。
ほかのボランティアチームや通りすがりの近隣住民が「あら、きれいネ〜」と声を掛けていきます。手前味噌ですが、したり顔の僕。
近くには子どもたちも多く住んでいるのであまり高くは積み上げません。
その代わりに上面を広くして、ちょっと登って遊んでみたくなるように階段つけました。公園だしね。
今日のバスの中では参加者全員に団扇が配られました。前回初めてタノンティア&バスツアーに参加してくれた通称ゲンさんが、「暑かったのでお役に立てれば」と自作して無料配布してくれたのです!
「タオルからスキャンしました」というタノンティアの文字。ジャギーではなくタオル地の凹凸がわかるアウトラインがグッと来ちゃいます。参加者全員大絶賛!
裏面には「タノンティアの唄」も印刷されています。しおりには書かれていない最後の繰り返し部分の歌詞も追加されてる。スバラシイ!
CM映像、バスのマグネットや唄の編曲に団扇など、参加者が独自にタノンティアを展開してくれていて、ありがたいし面白い。
タノミッドに登って並んで恒例の記念撮影。
19時到着、解散後の夕食は21名!21時には解散という健全さ。
みんなは瓶ビール、僕だけジョッキでスーパードライですよ。
次回6/26でタノンティアバスツアーは最終回。応募より多く取っても、もう2週間も前に満席です。乗車できないみなさんごめんなさい。でもボランティアはまだまだ必要ですから是非被災地へお越し下さい。
腰痛よ、早く去れ。
Posted taiga : 2011年06月20日 09:56