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ボランティア ノ テクニック 3(ガレキアツカイ)

ボランティア ノ テクニック | 2011年05月08日


瓦礫撤去の現場で注意することをいくつか。

○置き場所
まずは依頼主に瓦礫の置き場所を確認しましょう。町内で決めている場合や、行政から指示されていることがあります。
特にない場合は極力、依頼主のお宅の前の公道に置くようにします。しかしながらトラックや重機が通る道が充分に確保できない場合は、広めの公道まで運びましょう。くれぐれも重機の通行の妨げにならないように注意しましょう。

○置き方
・泥かきされた側溝は塞がないように注意します。雨などの排水を確保できるように努めましょう。瓦礫を高く積み上げると崩れる恐れがあるので、廃畳などで床を作っておくのも手です。
・畳ゾーン、瓦礫ゾーン、土嚢袋ゾーン、パレットゾーンなどと分別しておくと良いでしょう。パレットなどはフォークリフトなどのアクセスを考えて配置や向きを考えて置くとベストです。
・くれぐれも「公道」を意識してください。この状況下では、被災者の方々は自分のテリトリーを守るために必死で神経質になっています。隣人や人様のエリアと思われる場所には絶対に瓦礫を置かないように注意してください。トラブルの元になります。隣人がいる場合にはそこにも確認をとっておきましょう。
また、私有地に置いてあるものについては、基本的に行政は撤去してくれません。「公道に出されている」というのが撤去・回収の重要項目です。
・資源ゴミ(テレビや冷蔵庫、洗濯機)などはまとめて見えやすいところに置きましょう。
・常にユンボーやフォークリフト、大型トラックなどがアクセスしやすく回収、撤去作業がしやすいか?をイメージしてください。

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土嚢袋に詰めたゴミはまとめて置きましょう。口もしっかり結んでくださいね。

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畳で排水設備を確保します。決して排水には瓦礫を落としてしまわぬようご注意を。

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資源ゴミはわかりやすい場所。置き方にも美意識を持ちましょう。

Posted taiga : 2011年05月08日 23:54

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